48kg→69kgついに結婚指輪が入らなくなる

指輪が入らなくなる 生活習慣

結婚当時48kgだった私。
いつの間にかぶくぶく太り、気付けば69kg

白米大好き、ジャンクフード大好き、食べることが大好き
お腹がすくと眠れないし、満腹で気持ち良くなるとすぐ横になって寝てしまう。
仕事が忙しくなってからは決まった時間に食事をとることが難しくなったので「食べれる時に早食い」スタイルを何年も続けていた。

昔からデスクワークでほぼ運動はしないし、2階にもエレベーターやエスカレーターを使う。
コロナの影響でフルリモートになってからは、本当に外出をしなくなった。
1日中パソコン前に居て、トイレ、食事、風呂以外でほぼ動かなくなった・・・。

こんな生活を続けていたら当たり前だがぶくぶく太る。
いつからか指輪がきつい、はめる時指の肉をぎゅうぎゅう押さないと入らない、なかなか外せない、という状態に。
夕方手がむくんでそのままでは外せないので、石鹸を付けてなんとか外していた。

本当に外せなくなったら、最悪指輪を切ることになると聞いた時から
外せなくなると困る→夫の指輪を借りる
という強硬手段に出て、目の前の問題に蓋をした。

そして、気付けば夫の指輪のサイズがピッタリサイズになっていた。
当たり前だけど、自分の指輪はもうとっくに入らなくなっていた。

指って本当に太るんだな~・・・
うっかり倒れた時持ち上げられないなんてことないよね・・・

とか思ってる場合ではない、157cm 69kgという体型と、いよいよちゃんと向き合わなければ・・・!
と思い立ったのが2021年7月。

オリンピックの鍛え上げられたアスリート達を見ながらせっせと筋トレに励みだした。
最初は良かった。
あっさり2kg落ちた。

が、2kg程度で指が痩せるわけがない。
体型も見た目は何も変わらない。
40代ともなると痩せにくさが半端ない
これは、本当の本当に本格的にダイエットをしないとだめかもしれない・・・と、ようやく自覚した。

ぶくぶく太っていく私の姿を見ても、夫は何も変わらず、何も言わないでいてくれる。
夫はやせ型でいくら食べても太らないという羨ましい体質だ。
たまに昔の服を引っ張り出して着てみると、二の腕がきつくてパンパンだったり、体にピッチリしてしまって背中のこぼれた肉がシルエットで出てしまう。
そんな自分の姿を夫に披露しては
「これこういう服だっけ?」
「見て!初めて見る肉!」
とか言いながら二人で笑っていた。
そして、昔気に入って着ていた服たちをタンスの奥深くに戻していた。

だが、もう笑いごとではないのだ。
このまま太り続けたらそのうち自分で起き上がることも難しくなるに違いない。
今ですらイスから立ち上がる時段階を踏まないと体を伸ばせないし、布団から起き上がる時に近くの台を手すり代わりにして起き上がっている。
ソファーに一度座ると何かを掴まないと立ち上がれない。
太っていても機敏に動ける人とは違って、私は動けない人なのだ。
私がだらしないばっかりに、早々に夫に介護してもらう生活になってしまうかもしれない。

私、本気で痩せる努力をするよ。
結構な覚悟を持って夫にそう伝えた。
「そっか、じゃあ俺も食べる量減らさないとね。」
と、なぜか合わせてくれようとする。
これは長期戦になる予定だから、お互い気を遣わないようにしたいと説得した。

ダイエット前の儀式として、細かった時からどれだけ体型が変わったのかを把握しよう、ということになり、昔よく履いていたジーンズを取り出した。
膝までしか上がらなかった・・・。
なんてことだ・・・お尻が入らない覚悟はしてたけど、膝までしか入らないとは!
「こ、これはひどい・・・」
「ピヨピヨしてるよ!!」
また二人でゲラゲラ笑った。
太った事実と体型は深刻な状況だが、夫が笑ってくれるので私も笑える。

笑っていても決意をしても、基本的にネガティブ思考な私は、食べるのが大好きな自分が本気でダイエットができるだろうか・・・
全く運動していない体でちゃんと動けるだろうか・・・
メンドクサイと言ってすぐ色んなことを辞めてしまう私が続けられるだろうか・・・
今日は雨だから、とか、今日はちょっと調子が悪いから、とか、やらない理由をみつける天才でもある私が目標を達成できるのか・・・
と、色んな不安で頭の中がぐるぐるしていた。
どれも「自分が一番信用できない」という不安だ。

先のことを悩んでも答えはわからない。
自分のだらしなさが招いた結果は、自分で解決するしかないんだ。
なんとか自分の不安を考えないようにして、できることから始めるんだと自分に言い聞かせた。

そして、もう一度自分の指輪をはめるんだ・・・。

こうしてかつての指を取り戻す長い戦いが始まった。

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