入居4年目に家賃の値下げ交渉をしたら快く下げてもらえた

固定費の見直し家賃交渉 生活の知恵

半年ほど前、我が家のベランダで雨漏りが発生
晴れている日でも時間差なのか、室外機の排水なのか、ぽたぽた雫が落ちてくる日があり、物干し竿が濡れていることがあった。
漏れている場所が中央なので洗濯物が外に干せず、すぐ管理会社へ連絡し対応してもらった。

そんなこともあって、以前から固定費の見直しを検討していた私は、家賃を見直すことにした。

入居中の家賃値下げ交渉について調べる

そもそも、入居後に家賃の値下げ交渉ってできるんだろうか・・・と思い、色んな情報サイトや動画を見てみると、入居中の家賃交渉はしてOKということが分かった。
色んなサイトで紹介されている値下げ交渉のポイントを抑えつつ、交渉できる状況か考えてみた。

家賃の値下げ交渉のチェックポイント
  1. 交渉のタイミング
  2. 周りの物件の相場と比べて支払っている家賃が高いか
  3. 物件の価値がどの程度下がっているか
  4. 善良な入居者かどうか

交渉のタイミング

家賃の値下げ交渉をするのは、タイミングが大事らしい。
引っ越しシーズンの3月・9月を避ける、または契約更新時が良いそうだ。
今の賃貸の契約は自動更新らしく、何もなければ勝手に更新される。
固定費の見直しを始めた時は9月だったので、交渉するなら10月にしようと決めた。

周りの物件の相場と比べて支払っている家賃が高いか

周辺の同じような間取りの物件や、同じ建物の家賃がいくらか調べて、自分が支払っている家賃よりも安ければ交渉の材料となる。
そこで、今住んでいる建物を検索してみると、お隣さんが引っ越すらしく、不動産サイトで隣の部屋の家賃が、現在支払っている家賃より3,000円安く掲載されていた
あ、これは普通に交渉して問題ないやつだな。
と確信した。

交渉時には具体的な金額を伝えた方がいいとのことなので、隣の部屋と同じ金額で3,000円安くしてほしいと伝えることに決めた。

物件の価値がどの程度下がっているか

現在の我が家は築16年の賃貸物件だ。
今回固定費の見直しで家賃を対象に入れたのは、ベランダの雨漏りが原因だった。

他に不備がないか考えてみると、そういえば廊下の電気が1つの照明に2つのスイッチでオンオフできるタイプなのだけど、片方が壊れていて機能していない。
あまり困ってなかったので直してほしいという連絡を忘れていた・・・。
これも値下げ交渉のついでに連絡しておこう。

それ以外は住み始めた4年前とあまり変わっていない。
部屋の広さも機能もとても気に入っていて、管理会社や近隣住民の方にも全く不満はないし、周辺の環境も住み慣れた町なので特に不満はない。
夫の意見も聞いてみると同意見だった。

善良な入居者かどうか

私たちは入居してから一度も家賃を滞納したことがなく、契約違反もしていない。
契約者である夫は会社員で勤続年数も長いので問題ないと思われる。
迷惑行為もしていないと思うけど、これは自分たちが決めることではないので正確にはわからないが、苦情を貰ったこともないし、子供も居ないため騒いだりすることもない。
多分大丈夫なはず。

交渉の際、絶対に気を付けたいポイントとして「下げて当然みたいな上から目線の態度はNG」と色んな情報サイトに書いてあった。
オーナーにとっては収入が下がる話だし、管理会社にとっては面倒な話だから当たり前のことなんだけど、人間は思い通りにならないと、つい嫌な態度を取ってしまったりするから意外と難しいんだよね。

そこで、事前に交渉失敗した時どうするかも夫と決めておいた。
二人とも家賃が下がらなくても、住み続けたい意思に変わりはないので、素直に引き下がろうと決めた。
こうして夫と二人で相談し、事前準備は整った。

家賃の値下げ交渉をしてみる

値下げ交渉は管理会社に連絡。
契約者である夫が交渉をしてくれた。
内容を聞くとこんな感じだった。

夫「お忙しい所すみません、先日の雨漏りの件もあって家賃のことでご相談したく、ご連絡しました。
不動産サイトで隣の部屋が3,000円安く掲載されているので、3,000円値下げしていただきたいのですが、オーナーに交渉してもらうことは可能でしょうか?」

管理会社「先日はご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした!家賃の値下げ交渉ですね。当然のことかと思います。オーナーには5,000~6,000円安くならないか聞いてみます!」

というわけで、管理会社さんは快く交渉を引き受けてくださった。
しかも5,000~6,000円と私たちが提示したよりも高い金額で交渉してくれるようだ。

数日後、管理会社の方から

大変申し訳ございません・・・。
5,000~6,000円は無理でした・・・。
ですが、3,000円下げてOKというお返事をもらいました!
次回振り込みより適用となります!

とご連絡があった。
いやいや、謝ることないですよ!!
3,000円下げてもらえるだけでかなりありがたいですよ!!
年収が36,000円上がったのと同じことですから!!!

オーナーさん、管理会社さん、夫に感謝!

条件が揃っていれば家賃の値下げ交渉は成功する

というわけで、雨漏り隣の部屋が空室隣の部屋が3,000円安い、という好条件が揃っていたこともあって、あっさり値下げ交渉に成功した。

闇雲に交渉してもダメだったと思われるが、今回良かったなと思ったのは、値下げ交渉に成功したことよりも、誰も不快な思いをしなかったことだ。

事前の情報収集に加えて交渉に失敗した時どうするか、という所まで夫と相談して決めておいたことで、お互いの意思も共有できたし、何かあると揉めそうな家賃の値下げ交渉で誰かに嫌な思いをさせずに済んだ。
オーナーさんは嫌だったかもしれないが・・・。

夫の意見を聞かずに「家賃を下げる交渉をしてくれ」と頼んでいたら、恐らく夫は嫌だっただろう。
きちんとした理由がなければ交渉もしにくかっただろうし、相手の反応によっては揉めたかもしれない。

固定費の見直しでお金だけじゃなく色んなことを学ぶことができた。

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